
#08 読売新聞特別講座「コロナ禍、円安を超えて~日本が再生するには~」
コーディネーター:丸木 一成 教授医療福祉ジャーナリズム分野
曜日 | 金曜 |
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時間 | 18:00~19:30 |
日程 | 4月14日開始 |
回数 | 全15回 |
受講料 | 一般40,000円 2名申込:33,000円 |
講義概要
ロシアによるウクライナ侵略の終結が見えず、エネルギー危機、物価高騰、コロナ禍が世界を覆う中、日本は、30年ぶりの円安に見舞われ、かつての世界のトップランナーの地位から後退しつつあります。日本がよみがえるには、何が必要なのでしょうか。読売新聞の知性を代表する、各分野のべテラン編集委員、論説委員らを招き、諸問題にメスを入れ、課題を探り、方策を考えます。
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講義シラバス
※Web配信は2日後以降となります。受講方法は下記「必ずお読みください」をご確認ください。
※日時・内容・講師等は変更になる場合があります。
回 | 日時 | 講義名・講義内容 | 講師(敬称略) |
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1 | 4/1418:00~19:30 | 「不透明な時代とDXの可能性」 前例のない人口減少に加えてコロナ禍、ウクライナ戦争。わが国の戦後の成長を支えてきた社会基盤が機能不全に陥りつつある。再生にはゼロベースでの社会システムの再構築が必要だが、DXはその切り札となりうるか? | 次世代基盤政策研究所代表理事 東京大学 名誉教授 森田 朗 |
2 | 4/2118:00~19:30 | 「ウクライナ侵略と感染症から展望する国際社会と日本の外交・安全保障政策」 国際社会の「無法性」を露見させたロシアのウクライナ侵略や、各国の価値観の違いを浮き彫りにした新型コロナ対策の先に、世界は新しい秩序を作り出せるのか。今年G7議長国を務める日本の外交・安全保障政策や防衛力強化の課題を含め、展望する。 | 読売新聞 編集委員 伊藤 俊行 |
3 | 4/2818:00~19:30 | 「岸田政権の課題と展望」 2023年岸田政権の最大イベントは広島サミット(5月)。首相としては、地元でのサミットを成功させ、来年9月の自民党総裁選・再選につなげたいところ。国会会期末にも解散総選挙に踏み切るとの観測もあるが、踏み切るだけの余力があるのかどうか? | 読売新聞 編集委員 吉田 清久 |
4 | 5/1218:00~19:30 | 「防衛費の大幅増で何が変わるのか」 防衛力の抜本的強化を目指し、岸田首相は5年以内に防衛費を国内総生産(GDP)比で2%以上にすると約束した。果たして増える防衛費をどのように使えば防衛力は強化されるのか。その道筋を様々な角度から検証する。 | 日本大学危機管理学部 教授 勝股 秀通 |
5 | 5/1918:00~19:30 | 変わる「雇用」 「雇用」のあり方が変化している。安定した職業と言われた公務員も非正規化が進み、業務委託で働く配達員のドライバーやギグワーカーといった「雇用ではない働き方」も増えている。こうした働き方が抱える問題点を探る。 | 読売新聞 社会保障部 本田 克樹 |
6 | 5/2618:00~19:30 | 「進化するウイルスとの戦い」 4年目を迎えた新型コロナ禍。ウイルスは今後、どのような変異を遂げ、終息のシナリオは見えているのか。起源の解明は進んだのか。世界の研究を通じ、パンデミックの行方や、科学に何が求められているのかを探る。 | 読売新聞 科学部 稲村 雄輝 |
7 | 6/218:00~19:30 | 「デジタル時代の政策課題」 デジタル時代を迎え、様々なルールが見直されようとしている。社会のあり方を大きく変容させる可能性もあるが、そこに市民の声は反映されるのだろうか。過去の政策形成の課題を振り返りつつ、現在進行形の問題も考える。 | 読売新聞 編集委員 若江 雅子 |
8 | 6/918:00~19:30 | 「新聞は医療をどう伝えてきたか~医療ルネサンス30年~」 「患者と医療者の架け橋を目指す」を変わらぬ理念に、読売新聞の連載企画・医療ルネサンスが30周年を迎えた。治療法や医師・患者関係など、医療現場の実際をどう伝えてきたのか。他紙に先駆けた挑戦に試行錯誤した記者の思いも紹介する。 | 読売新聞 編集委員 本田 麻由美 |
9 | 6/1618:00~19:30 | 「患者の目から考える共同意思決定(SDM)」 前立腺がんと診断された医療記者が、治療法を選択する過程で感じた葛藤や疑問。その体験を通して、医療者による理想的な情報提供と患者側の情報収集、さらに患者と医師が協力するSDM(Shared Decision Making)について考察する。 | 読売新聞 編集委員 山口 博弥 |
10 | 6/2318:00~19:30 | 「コロナ後と少子化時代の教育」 新時代を担う若者をどう育てるか。コロナ禍による休校の影響もあり不登校が激増、小学校教員のなり手不足も深刻化、学校教育の基盤が大きく揺らいでいる。ガラパゴス的な受験競争、一方通行型の授業や安易に卒業できる大学など高等教育も見直す必要がある。 | 読売新聞 編集委員 古沢 由紀子 |
11 | 6/3018:00~19:30 | 「加速する少子化と年金制度の課題」 2022年の出生数は80万人を下回る見込みであり、政府予測よりも11年も前倒しになるなど少子化の加速は著しい。年金制度への影響は計り知れないが、どのような課題・対策があるのか、異次元の少子化対策を含めて解説する。 | 国際医療福祉大学大学院 教授 稲垣 誠一 |
12 | 7/718:00~19:30 | 「社会保障改革の歴史と未来への視座」 平成の社会保障改革の目的と経緯、社会保障を巡る環境の変化を振り返りつつ、医療・介護制度を中心に、現時点における課題と人口減・超高齢社会にふさわしい制度の在り方を探る。 | 読売新聞 調査研究本部 主任研究員 林 真奈美 |
13 | 7/1418:00~19:30 | 「岸田内閣の社会保障政策」 岸田内閣は、全世代型社会保障の構築を掲げ、とりわけ少子化は「国の存続にかかわる問題」と、社会保障政策における重要度を引き上げた。少子化に有効な施策をどう打ち出すか、財源をいかに確保するかなど、岸田政権の社会保障政策の行方を展望する。 | 読売新聞 論説委員 川嶋 三恵子 |
14 | 7/2118:00~19:30 | 「日本の再生」へ課題 行方の見えぬウクライナ侵略、進化するコロナ禍との闘い、先が見通せない円安など、シリーズ13回を振り返り、日本が「再生」するための対策を報道から考える。 | 国際医療福祉大学大学院 教授 丸木 一成 |
15 | 7/2818:00~19:30 | 「民族の尊厳、多文化共生の価値観について」 ロシアのウクライナ侵略は国際平和、秩序を破壊し、第三次大戦の危機すらはらんでいる。世界の分断を阻止し、民族の尊厳、多文化共生の理念を再興させるためには、新しい価値観の創造と外交力の強化が求められている。 | 国際医療福祉大学 名誉教授 水巻 中正 |
コーディネーター紹介

受講方法について
WEB医療福祉eチャンネルにて講義を視聴する受講形態です。
ライブ配信ではありません。講義日の2日後から配信されます。
インターネット環境があれば、受講期間中はお好きな時間に何度でも、ご自宅や職場などで講義を視聴できます。配布資料のダウンロードもできます。
2023年度前期の視聴期間は2023年8月31日迄です。
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